| 抗ヒスタミン薬で注意すること |
抗ヒスタミン薬は、かゆみの原因となる体内のヒスタミンの働きを抑えるお薬ですが、抗ヒスタミン薬を服用すると自分でも気づいていないうちに集中力や判断力、作業能率が低下することがあります。
この状態を「インペアード・パフォーマンス」と呼びますが、「インペアード・パフォーマンス」の状態だと、眠気やだるさを自覚していなくても自動車の運転が不安定になったり、勉強や仕事への集中力が低下してしまう場合があります。
これは、抗ヒスタミン薬が脳内のヒスタミンの働きを抑えるために起こると考えられていますが、薬の種類や個人の体質によってその起こりやすさには差があります。自動車の運転や危険を伴う機械の操作に従事される方は、事前に医師や薬剤師までご相談するようにしてください。 |
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