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COPD(肺気腫・慢性気管支炎)とは |
COPDはこれまで「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれていた病気です。COPDになると気道や肺胞で炎症が起き、肺の働きが低下します。そして、肺機能が落ちることで、正常な呼吸が困難になります。
COPDの主な症状は「長引く咳(せき)や痰(たん)」、そして「息切れ」です。よくある症状なので風邪や年のせいと勘違いしてしまいがちですが、症状が長引くようであれば気管支や肺に関わる病気の可能性があります。お早めに医師の診察を受けるようにしてください。
COPDの患者さんは、息切れを避けるため無意識のうちに活動量(運動量)を低下させます。しかし、活動量が低下すると体力や筋力が落ち、さらに息切れが悪化していきます。また、COPDは肺だけでなく全身に影響を与えると考えられているので、「抑うつ」「骨格筋機能障害」「栄養障害」「心・血管疾患」「消化器疾患」「骨粗しょう症」などの並存症にも注意が必要です。
COPDの主な原因は「タバコの煙」です。COPDの患者の9割で喫煙歴があると報告されています。ですので、まずは「禁煙」をすることが大事になってきます。禁煙に取り込み、処方されたお薬をきちんと飲むことで、呼吸がしやすくなり日常の活動も楽になります。 |
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