こむらがえりと漢方薬 |
「こむらがえり」は、突然ふくらはぎのあたりの筋肉が強い痛みと共に痙攣をする症状の事を言います。(俗に言う「足がつる」状態です。)ゴルフや水泳中、就寝中によく起きますが、肝臓病や糖尿病、脊椎疾患などがあると起こりやすくなります。運動前や就寝前に普段からストレッチ運動をしておくと、こむらがえりを起こさないための予防になります。
漢方は個人の体質や症状などを考えて薬を選ぶのが原則ですが、「こむらがえり」においては芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)が多くのタイプに用いられ、症状が出た時に飲むとすぐに収まります。痛みのある疾患によく使われ痙攣を沈静化し痛みを取り去る効果がありますが、長く服用する場合には先生の指示に従って服用して下さい。
※ 黄色い蛍光ペンでラインが引いてある漢方薬が、ふなびきクリニックで取り扱いのある漢方薬です。 |
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