変形性膝関節症と漢方薬 |
変形性膝関節症は、膝関節のクッションである軟骨や半月板が年齢と共にすり減って痛みや炎症が起こる症状です。年齢と共に進行していき、特に更年期以降の中高年女性に多く見られます。初期の治療では、日常生活の指導に加えて運動療法や理学方法、さらに薬物療法を行います。薬物療法の一つとして、痛みを軽減し、全身状態を改善する漢方薬が適している場合もあります。
漢方薬は患者さんの体質や症状に合わせて処方を使い分けますが、代表的な漢方薬としては防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)があります。防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)は体力が中等度以下の人で、筋肉が弱く色白水太り体質で疲れやすく汗をかきやすい方に用いられ、痛みを抑えて体内の水分バランスを整え、むくみ(関節水腫)を取り去る作用があります。
※ 黄色い蛍光ペンでラインが引いてある漢方薬が、ふなびきクリニックで取り扱いのある漢方薬です。 |
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