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なぜ高血圧だといけないのですか? |
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血圧が高いだけでは、痛いとか苦しいというような自覚症状を感じることはほとんどありません。そのため、健康診断で高血圧と診断されても深刻に受け止めず、放ってしまう人も多いのではないでしょうか?しかし高血圧の恐ろしさは、放っておくと命にかかわる合併症を引き起こしてしまうことにあります。持続する高血圧はじわじわと体を蝕み、突然大きな病となって襲ってくるのです。
血圧が高い状態が続くと血管は次第に厚く、硬くなり、しなやかさを失っていきます。このような状態を「動脈硬化」と言いますが、動脈硬化の進行を放置しているといずれ重要な血管が詰まったり破れたりしてとても危険な状態になります。このような合併症を防ぐためには、高血圧をきちんと治療して改善することが大切になってきます。
ちなみに…動脈硬化を促進する原因は高血圧だけではありません。脂質異常症や糖尿病、肥満も動脈硬化の危険因子となります。そのため、これらの危険因子を併せ持っている人は、それらが複数重なることで動脈硬化の危険性がとても高くなります。こういった状態を「メタボリックシンドローム」と言います。
「高血圧・動脈硬化がもたらす病気」
脳 … 脳出血、脳梗塞
目 … 眼底出血
心臓 … 心筋梗塞、狭心症、心肥大
血管 … 大動脈瘤
腎臓 … 腎硬化症、腎不全
足 … 末梢動脈疾患(PAD) |
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