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炎症性腸疾患では、野菜や果物を積極的に摂取したほうがいいですか? |
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野菜と果物は種類によって水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の含まれている量が違いますので、積極的に摂取することが必ずしも良いとは言えません。特に、炎症性腸疾患の活動期や再燃期は注意が必要ですが、寛解期では水溶性食物繊維を多く含む野菜(キャベツや大根など)や熟した果物(りんごやももなど)を摂取しても問題ありません。
ただし、クローン病の再燃期や消化管狭窄がある場合に限っては、野菜や果物の量を控えて食物繊維の少ない食事を摂るようにしましょう。特に不溶性食物繊維は狭窄部で腸閉塞をもたらす恐れがあるため、避けるようにしてください。
「水溶性食物繊維の含有割合が多い野菜・果物」
キャベツ、大根、人参、もも、熟した果実など
「不溶性食物繊維の含有割合が多い野菜・果物」
ごぼう、たけのこ、ほうれん草、菜の花、パイナップル、干し柿など |
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