B型肝炎ワクチンとは |
B型肝炎ワクチンは、B型肝炎を予防するワクチンです。(B型肝炎の予防は肝臓がんの予防にもなります。)4週間隔で2回接種し、その後20〜24週経ってから1回接種(合計3回接種)します。2回目までの接種では免疫が不十分で、十分な免疫を獲得するためには3回目の接種が大事になります。ワクチンの効果は10-20年前後とされていますので、10-15歳頃に追加接種をする事も望まれます。(女児は11歳頃にHPVワクチンとの同時接種もすすめられます。)
母親が妊娠中に検査を行ってB型肝炎キャリアである事がわかった場合には、母子感染予防として健康保険で接種できます。母親がB型肝炎キャリアでない場合は、任意接種となりますが生後すぐから接種可能です。ただ、通常は生後1〜2ヶ月から接種を始めるのがおすすめですし、生後2ヶ月で受けるとヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、ロタウイルスワクチンとの同時接種ができます。 |
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