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女性の健康づくり |
介護を受けたり寝たきりになったりせず、制限なく健康な日常生活を送ることが可能な期間を「健康寿命」と呼びます。健康寿命は平均寿命より短く、日本人女性では健康で自立した生活を送ることの出来ない期間が12年間にも及びます。健康寿命を延ばすためには、疾患や障害に悩まされず、健康的かつ活動的に年齢を重ねる「ウェルエイジング(上手に老いること)」が大切とされています。
特に女性は女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、さまざまな病気が起こりやすくなります。「年のせい」と病気のサインを見逃したり我慢したりしてしまうと、知らないうちに病気が進行してしまうこともありますので、病気に対する知識を身に付け、日ごろから自分のからだの状態を把握し、早めに医師に相談することが大切です。
女性の気づかれにくい疾患に「骨粗しょう症」と「過活動膀胱」があります。50歳以上の女性の3人に1人は「骨粗しょう症」で、8人に1人は「過活動膀胱」と診断されていますので、ちょっとした兆候を見逃さないようにしてお早めに医師に相談するようにしてください。
「骨粗しょう症のチェックシート」
骨粗しょう症と過活動膀胱は女性の気づかれにくい二大疾患です。特に50代、60代、70代以上の女性の方は、10年後も元気でいるためにご自身の症状をチェックしてみてください。
・以前より2cm以上背が縮んできた
・最近、姿勢が悪くなったり、腰や背中が曲がってきた
・腰や背中に重い感じや痛みがある
ひとつでも当てはまれば「骨粗しょう症」の危険性があります。特に「骨粗しょう症」は自覚症状の無いケースが多いので、気になる方はお早めに医師に相談するようにしてください。 |
「過活動膀胱のチェックシート」
骨粗しょう症と過活動膀胱は女性の気づかれにくい二大疾患です。特に50代、60代、70代以上の女性の方は、10年後も元気でいるためにご自身の症状をチェックしてみてください。
・尿をする回数が多い
・急に尿がしたくなり、我慢が難しいことがある
・我慢できずに尿を漏らすことがある
ひとつでも当てはまれば「過活動膀胱」の危険性があります。気になる方はお早めに医師に相談するようにしてください。 |
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