|
|
|
災害時の避難所における衛生対策ポイント |
災害発生後1〜3週間経過すると、劣悪な衛生環境や人口の密集などにより避難所内での感染症流行のリスクが高まります。そこで、避難所における感染予防対策の一部をご紹介します。
「手指衛生」
・流水と石鹸で手を洗うことが最も望ましい。
・流水が得られない場合はアルコール含有手指消毒薬を用いるようにする。
・特に食事前や調理前、トイレ使用後には手洗いを徹底する。
※ 手指衛生は最も重要な感染制御対策ですが、被災地では水道などの流水を得ることは困難です。河川の水が使える場合でも衛生的であるとは限りません。
「共用トイレの衛生管理」
・居住区域は、土足厳禁を徹底する。(トイレで汚染された履き物を介して感染が広がるおそれがあります。)
・手洗い場とトイレはなるべく近くに設置する。(トイレから手洗い場までの距離が離れていると、手洗いが徹底されないことがあります。)
・流水を使って手を洗う。(流水で手洗いできない場合は、アルコール含有手指消毒薬を使用します。やむを得ずバケツなどにくみ置きした水を使う場合は、直接バケツの中の水で手を洗わないように注意します。)
・頻回に清掃する。(特に有症状者が使用するトイレは、可能であれば1時間ごとに清掃して下さい。)
|
|
|
|
|
|
>> 医療豆知識一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
© Copyright by
医療法人ふなびきクリニック 2012-
All Rights Reserved. |